JRX-T100と型落ちはどっちがいい？価格やレビュー・新型モデルとの違いも調査

タイガー魔法瓶の100周年を記念して発売されたフラッグシップ炊飯器シリーズ「土鍋ご泡火炊き」のモデルの一つであるJRX-T100。

今回はそんなJRX-T100と型落ちの炊飯器との比較やクチコミなどについて調査してみました。

JRX-T100と型落ちJPL-S100の違いは？

火力の違い

JPL‑S100 の最高温度は 約 280℃で、JRX‑T100 はそれを上回る 約 300℃ の大火力を実現。

火力だけで言えば JRX‑T100 の方が強い です。

炊き分け機能の違い

機能	JRX‑T100 の特徴	JPL‑S100 の特徴
銘柄炊き分け	70種類のお米の銘柄を選んで、それぞれに最適な炊き方ができる。	同じく「銘柄巧み炊き分け」機能あり。
食感（硬さ・粘りなど）炊き分け	5段階（しゃっきり～もっちり）などの食感調整が可能。	こちらも5段階の食感炊き分けあり。
産地炊き分け	コシヒカリ等について、産地（6地域＋ブランド米等）による炊き分けができる。	この「産地炊き分け」は 搭載されていない。

銘柄炊き分け機能や食感炊き分け機能は療法に搭載されていますが、産地炊き分け機能はJRX-T100にのみ搭載されています。

スマートフォン連携機能の違い

JRX‑T100 のスマホ連携機能

• スマートフォンから炊飯器を操作・設定できる機能があります。
  例えば予約炊飯・銘柄炊きの選択・食感設定などがアプリ経由で行えます。

JPL‑S100 のスマホ連携機能

• スマホ連携機能は搭載されていない。

JRX-T100と型落ちどっちがいい？

価格を抑えたい人には型落ちのJPL-S100がおすすめ

以下がJPL-S100が価格を抑えたい人におすすめな理由です。

コスパが高い

多くの高級機能（銘柄炊きわけ・食感調整・高火力・保温機能など）が備わっています。

「炊飯器に必要と思う機能のうち多くを持っている」ため、コストを抑える妥協点としては非常にバランスが良い。

必要十分な性能を持っている

新モデルとの差が出るのは細かい点（火力の最高値、蒸らし時間の制御、見た目や操作性の改善など）にあります。

「ごはんをおいしく炊く」という本質部分では十分な性能がある。

旧型として値下がりが期待できる

型落ちであるため、発売から時間が経過するにつれて価格が落ちる可能性が高く、セールやアウトレットでの割引を狙いやすい。

実際、JPL‑S100 は販売店で「アウトレット特価」扱いのこともあります。

耐久・保証もある程度確保されている

内なべ（釜）の保証が5年であったり、お手入れ機能や洗いやすい構造が備わっているため、長く使える可能性が高い。

過剰な付加価値をあまり求めないなら、型落ちでも十分満足できる。

最高峰の味で食べたい人にはJRX-T100がおすすめ

以下がJRX-T100が最高峰の味で食べたい人におすすめの理由

大火力（約300℃）
火力が非常に高く、お米の外側をしっかり焼き固めつつ中をふっくら仕上げることができ、炊きあがりの香り・甘み・粒立ちが良くなる。

土鍋圧力IH と土鍋釜の組み合わせ
熱の蓄熱性や遠赤外効果が高く、火の通り方が優しく、ムラが少ない炊き上がりになる。土鍋自体が味に深みやコクを出す要素になります。

銘柄炊き分け・産地炊き・食感調整機能が充実
お米の銘柄・産地・新米かどうか・硬さ・粘りなどを細かく調整できるため、こだわる人が自分の好みに応じて「最高の1膳」を追求できる。

保温／おひつ保温／香り・甘みを保つ工夫
炊きあがり後の保温機能が優れていて、炊き立ての味をできるだけ長く維持できるような設計がされている点も評価が高い。

JRX-T100の価格は？最安値も調査！

新品で買うなら、¥70,000～¥80,000 が現実的な最安値のラインです。

これより安い場合は、セール品か中古・在庫処分の可能性が高いです。

JRX-T100のレビューを調査

良い口コミ

• 「つや」「甘み」「香り」「粒立ち」などが高評価。例として、「噛めば噛むほどうまみが広がる」「古米でもおいしく炊ける」という声があります。
• 70種類の銘柄を設定でき、米の種類や産地ごとに炊き方を変えられることを評価する人が多いです。
• 保温しても黄ばみ・臭みが出にくい・粒がしっかりしている・味が落ちにくいという意見があります。
• 洗うパーツが少ない（内釜と内ブタのみなど）、内ブタに凹凸が少なく汚れが落としやすい点などが好評。
• 見た目がキレイ、高級感がある、キッチンにマッチするという声。

悪い口コミ

• 内釜（土鍋釜）が重いという声。「蓋が重い」「釜の扱いが気を使う」という意見があります。
• 保温後、ごはんが固くなる・おいしさが落ちるという不満を持つ人も。
• 炊き上がったときに「釜のにおい」が気になるという声。特に初期使用時など。
• 蒸気を逃がすときの音が大きく感じる、という声があります。
• 高価格であること、型落ちやセールが少ないため「購入のハードルが高い」という意見も。

JRX-T100と新型モデルJRX-G100の違いは？

比較項目	JRX‑G100 の改良ポイント	JRX‑T100 の特徴／旧型
内釜（本土鍋）の素材・釉薬	新型は「シラスバルーン」という多孔質素材を含む遠赤効果アップの釉薬を採用。蓄熱性・熱の伝わり方で進化。	従来の土鍋でも高性能ではあるが、「シラスバルーン」は未搭載。釉薬の遠赤・蓄熱性は旧型の土鍋ベース。
保温性能（おひつ保温など）	JRX‑G100 は保温機能が強化されており、「おひつ保温」の性能アップ。長時間保温時の乾燥・風味劣化を抑える設計。	JRX‑T100 にはおひつ保温機能はあるが、新型ほどの強化はない。通常保温性能。
本体カラー／デザイン	新型では「エボニーブラック」「アイボリーホワイト」といったカラーバリエーション。色味・質感の変更あり。	JRX‑T100 は「コスモブラック」「ムーンホワイト」など従来のカラー。デザイン・色味は既存のもの。
重量	G100 の方が若干軽め（約7.4kg）に設計されています。	T100 は約7.5kg。重差はわずか。
価格	新型の G100 は高価格。発売時の実売想定価格が約 ¥148,500 程度など、旧型よりかなり上。	T100 は型落ちとして価格が落ちており、コスパ面で購入しやすい。
発売時期	G100：2024年6月に発売。	T100：2023年7月頃。

JRX‑G100 は、「最高級の炊き上がり」「遠赤性能や保温性をさらに強化したい」「デザインや素材にもこだわりたい」人に向いています。

JRX‑T100 は、「土鍋ごはんで十分満足している」「コストを抑えて質の良い炊飯器が欲しい」「最新機能がすべていらない」人に適しています。

JRX-T100の型落ちについて知恵袋などによくある質問4選

まとめ：

今回はタイガーの炊飯器JRX-T100と型落ち炊飯器の比較やレビューなどについて調査してみました。

最高の味わいを求めるなら、JRX-T100がイチオシです。

好みに合わせて硬さや粘りを細かく調整したいこだわり派もきっと満足させてくれます。

費用を抑えたい方には、必要十分な性能を持っている旧モデルがおすすめです。

タイガーの炊飯器が気になっている方の参考になれば幸いです。